東京本社の営業第一部で、水産加工品の営業を担っているA.Koyama。有名企業への営業活動にチャレンジし新規取引を実現した時、大きなやりがいを感じたといいます。入社時の思いや現在の仕事内容、成長しやすい環境とは?

サービスと品質を武器に外食チェーンや量販店に営業活動
私は東京本社の営業第一部に所属し、回転寿司店やスーパーなど国内のお客様に、サーモンの寿司ネタやサバの焼き魚・煮魚を販売しています。オカムラ食品工業の強みは、サービスと品質。たとえば、現状では20枚で1パックとなっている寿司ネタについて、お客様のご要望に合わせて10枚1パックに変更し、サンプルをベトナムの工場からすぐに取り寄せるなど、細やかでスピーディな対応を心掛けています。また、シャリに乗せた時に見栄えがよい切り方などにもこだわっているので、サンプルをお持ちすると品質の高さを評価していただけることが多いです。
既存顧客に対するルート営業も大切ですが、新規顧客の開拓にも注力しています。特に印象に残っているのは、ネームバリューのある量販店に対する営業活動にチャレンジした時のこと。日本では取引実績のないお客様でしたが、海外では取り引きをしているため、私は可能性を感じていました。そこで、粘り強く働きかけることで、決裁権のある方との商談を実現。自ら挑戦し、新規取引につなげられたことがとても嬉しかったです。

日本一のサーモンに惹かれて入社
その商品開発などにも携われている
昔から食べることが好きだった私は、就職活動で食品業界を志望しました。青森県の大学に通っていたため、青森県内のメーカーや問屋、スーパーなどに応募。なかでもオカムラ食品工業に興味を持ったのは、説明会で「青森県で日本一サーモンを養殖している」と聞いたからです。自分も日本一の事業に携わりたいと思い、入社を決めました。
実際に入社後は営業活動だけでなく、日本一の青森サーモンに関する商品開発、在庫管理、水揚げ時の出荷指示なども担当することができています。商品開発に携わったなかで、特に思い入れが強いのがスモークサーモンです。試食を繰り返して味を追求し、北海道の委託工場を訪れて加工の現場も視察。約2年間かけて改良を重ねていきました。自分の開発した商品が、実際に店に並んでいるのを見るのはとても嬉しいものです。
このように営業活動から青森サーモンの商品開発まで、また冷凍品から鮮魚まで、幅広い経験ができる毎日はとても刺激的です。

副社長と距離の近い環境が確かな成長につながっている
東京本社を統括している副社長や、東京事業本部の本部長との距離感がとても近く、日頃からさまざまなアドバイスや経験談を聞くことができるのも現在の職場の魅力です。たとえば、お二人とも大切にしているのがスピード感です。早く進めようとすればその分忙しくなるので、つい自分にとって楽なペースで対応してしまうもの。しかし、「何事もスピーディに」というアドバイスをいただき、意識してみたところ、スピード感を持って対応した方が仕事がうまく運ぶことが多いことに気付かされました。お客様も私の頑張りを覚えてくださり、信頼関係を築くことにもつながりました。
また、副社長や本部長は私たちに具体的な作業を指示するよりも、アイデアを出すように指示することが多いです。そこで、私は販売実績の推移などを調べたうえで、どの企業にどのように働きかけるかなどを提案。上司に言われたことをただ行うのではなく、自分で考えてチャレンジするよう仕向けてくださるので、考えが及んでいない点など多くの気付きを得ることができます。こうした恵まれた環境が、私を成長させてくれているのを実感しています。
今後は、海外でも活躍できるよう、英語をもっと勉強していきたいです。そして、海外での原料買い付けから製造、国内での販売までを一気通貫で担える営業担当者へと成長していきたいと思います。
1日のスケジュール
- 9:00
- 出社。1日の始まりはメールの確認から。
- 11:00
- お客様に電話でコンタクト。
- 13:00
- 回転寿司店との商談。
- 15:00
- 帰社後、開発中の商品のサンプルを試食。
- 17:00
- 見積書を作成し、本部長に確認。
- 19:00
- ToDoを整理して退勤。