アジアと日本との橋渡し役に。
キャリアの先に見えた私の役割。

Okamura Trading Singapore Pte., Ltd.

購買(Purchasing Executive)

M.Tajima 2022年 中途入社

グループ初の海外拠点として、日本品質の水産物流のインフラ基盤をシンガポールで築いてきたOkamura Trading Singapore。キャリアアップを目指し入社した購買担当 M.Tajimaに聞いた、海外で働くことの楽しさや難しさ、そして見えてきた自身の役割とは?

日本の「当たり前」を
ゼロからつくり上げる海外法人

Okamura Trading Singapore(OTS)は、オカムラ食品工業グループ初の海外拠点として、2015年に設立されました。設立当時の東南アジアでは、刺身や寿司をはじめとした生食文化は発展途上の段階にありましたが、日系レストランチェーンや小売店が海外に進出するにあたり、「日本品質」の商品を安定して届け続けるためのインフラを、一つひとつ構築してきました。
私は2022年に入社し、購買(パーチェス)の業務を担当しています。自社商品の青森サーモン®やいくらをはじめ、日本や東南アジア各国から仕入れる水産加工品や関連商品など、数百アイテムに及ぶ商品を輸入し、管理するのが主な仕事です。商流全体を把握しながら仕入れを完了させ、その後は営業チームと密に連携し、商品が確実に売上へと繋がるように調整を行います。また、お客様のニーズに応じてサプライヤーと規格に関する交渉をしたり、新商品の開発に携わることもあります。
購買の役割は、単なる発注作業だけではありません。適正な在庫数、仕入れ価格、物流コスト、そして利益まで含めトータルで考える視点が必要です。OTS購買チームの最大のミッションは、「美味しいものを、美味しい価格で届け続ける。」という卸売業としての責任を果たすこと。その使命を果たすために日々試行錯誤を重ね、その結果がダイレクトに数字にも表れる点が、この仕事ならではの大きなやりがいです。

ミッションは「美味しいものを、
美味しい価格で届け続ける。」

シンガポールは多国籍文化で、OTSにもマレー系や中華系など様々なルーツを持つメンバーが働いています。母国語が英語ではない人同士でコミュニケーションをとる場面も多いからこそ、実際に一緒に働いて感じるのは「言語」以上に「文化や教育の違い」を理解することの大切さです。考え方の違いを理解し、それを相手にどう伝えるかが重要だと感じています。また、日本の品質基準や商習慣を理解した上で、ローカルの文化やスピード感を踏まえた進め方も意識しています。日本のビジネス感覚だと「いきなり決まった」と感じるほど、シンガポールでは商談の意思決定が早いことは珍しくありません。判断までのスピードが速い分、納品までのスピードなどを求められることも多く、その期待に応えるために日本本社の輸出部門や、日本やアジア各国のサプライヤーの方々と密に連携して調整を行っています。
OTSの事業規模は拡大し続けていますが、まだ柔軟に動ける規模感でもあります。自分の判断ひとつで会社全体の売上げが大きく動く場面もあり、責任の大きさとやりがいを実感できる環境です。一方で会社全体が連携することで、何倍もの力になることも実感しています。OTSは海外で自分の力を試したい人や挑戦したい人にとっては、とてもやりがいのある成長できる環境だと思います。

仕事もプライベートも
海外だからこそ見つけた楽しさ

私は大学卒業後、留学や海外インターンを経てシンガポールで働き始めました。フィリピンとシンガポールの2か国で生活して、日本食のニーズの高さを肌で感じ、「食に携わる仕事がしたい」という思いが生まれました。前職では営業として日本食材をシンガポール国内に届ける仕事に就きましたが、経験を積んでいく中で為替や物流の影響で価格や供給が大きく左右される場面も多く、その仕組みを十分に理解できていないもどかしさを感じるようになりました。そこで流通の構造まで理解してキャリアの幅を広げたいと考えるようになり、OTSへの転職を決めました。
様々な国や文化背景を持つ人たちと働く中で培ってきたコミュニケーション力や価値観の広がりは、私にとって大きな経験であり、購買の仕事をする上でも強みになっています。これからもその経験を活かし、日本食を通して「アジアと日本をつなぐ橋渡し役」として貢献していきたいと思っています。プライベートでは、シンガポールで出会った日本人やローカルの友人とBBQをしたり、近隣の国へ旅行したりしてリフレッシュしています。こうした時間も自分を支えてくれる大切な要素です。これからも、OTSのチームとして連携を深めながら、より高いパフォーマンスを発揮できるように頑張っていきたいです。

1日のスケジュール

9:00
出社。メール、在庫状況、為替動向を確認。
10:00
社内会議。在庫状況や新規引合いの進捗を他部署と共有。
11:00
発注内容の最終確認と社内調整。本社へ発注指示。
14:00
本社輸出部門との打ち合わせ。
15:00
サプライヤーと商談。新規商材やマーケット価格の情報収集。
16:00
新規商材の試食。コストや品質を営業チームと確認。
19:00
退勤。