海外卸売の流れ(シンガポールの場合)
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日本並びに世界中の産地から商品買付
シンガポールのお客様の要望を受け、Okamura Trading Singaporeの担当者が直接日本の仕入先と商談を行い、取引条件を決定します。
取引条件の決定後、オカムラ食品工業の東京事業本部が、日本国内での発注業務やシンガポールへの輸出に関する各種手続を行います。
指定食材の調達に関して、日本国内で必要になる各種業務までも含めてOkamura Trading Singaporeで一括サービスをご提供できる点が当社の強みです。 -
シンガポールでの輸入
日本などから商品を積んだ船が入港します。シンガポールではだいたい月に10回程度のペースで仕入れを行っています。
1回の船には、コンテナが通常1~2個積まれてきます。超低温での保管を必要とするマグロなどは、40フィートの超低温コンテナで運ばれてきます。
商品を積んだコンテナは、港から会社倉庫に運ばれてきます。港から本社倉庫までは車で約20分です。会社倉庫では、商品データと現物をチェック後、商品を倉庫に格納します。 -
商品の保管
通常の在庫は冷凍倉庫(-18℃~-20℃)で保管されます。 マグロやワンフローズンサーモンはマイナス40℃以下での保管が必要となりますので、通常の冷凍倉庫ではなく、超低温コンテナ(約-60℃)で保管されます。なおOkamura Trading Singaporeは超低温コンテナを複数保有し、お客様のニーズに応えています。
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商品の出庫
出庫リストに従って商品を先入先出でピッキングします。出庫はカートン単位、パック単位など様々対応しています。
ピッキングした商品は最高品質を保ちながらリーファートラックに積み込み、出庫となります。 -
商品の配送
お客様の各店舗(例えばショッピングモール内の日本食レストランやスーパーマーケット)まで自社トラックで納品します。