安全・安心・品質

安全品質方針

食品を取り扱う企業として、安全性は最も優先すべき事項です。当社では創業以来、常に安全・安心を重視する姿勢で製造を続けてまいりました。海外においても日本人管理者と現地社員のチームワークで日本品質の再現を実現しております。
今後も引き続き、基本と初心を忘れず、安全・品質に対する努力を続けてまいります。

食品安全方針

  • 1. 私たちは、安全性の確認を怠らず、お客様のニーズに合わせた、付加価値の高い製品とサービスを提供します。
  • 2. 私たちは、法令を遵守します。
  • 3. 私たちは、食品安全マネジメントシステムを構築して定期的にシステムを見直し、継続的な改善に努めます。
  • 4. 私たちは、食品安全マネジメントシステムに基づくルールや手順を社内に周知し、食品安全に係わる情報を社外の関係各社と双方向に情報を伝達します。
  • 5. 私たちは、食品安全方針を全ての従業員に周知し、食品安全に関する意識と知識の継続的な向上を図るべく、計画的に教育を実施します。

安全品質体制

当社グループの主な加工拠点としては、青森工場、ミャンマー工場(Okamura Trading Myanmar)、加工委託先工場(ベトナム)があります。
海外拠点におきましても、日本ならではの管理方法、改善アイデア、丁寧な作業を実践し、我々が長年培った日本的な「ものづくり」を価値として提供していく「Made by Japan」を心がけています。

  • 青森工場

    十数名の工場管理者が中心となって、工場の安心・安全に取り組んでいます。また、品質管理室が製造部からは独立した立場で製品の品質管理を行っています。

  • ミャンマー工場

    日本からの赴任者と現地社員が中心となって工場の安心・安全に取り組んでいます。現地の工場管理者と親会社の品質管理室とはオンライン会議などで必要に応じてコミュニケーションをとりながら進めています。

  • ベトナム加工委託先

    加工委託先の品質管理を行う会社として、当社100%出資の子会社Okamura Trading Vietnamを設立し、加工委託先敷地内に拠点を設置しています。Okamura Trading Vietnamでは、日本からの赴任者を含む社員が日々の品質管理にあたっています。また、製品の品質検査結果についても親会社の品質管理部門が評価に関与することとしています。

安全品質の取り組み

品質に関わる認証の取得

当社では各種認証の取得・維持を積極的に進めていく方針でおり、この認証取得を通じて安心・安全の促進を図ってまいります。

ミャンマー工場の安全・安心

ミャンマー自社工場は、2017年に当社100%出資としてティラワ経済特区に進出しました。2018年12月より主にサーモン寿司スライスの加工を開始し、現在生産量を徐々に増やしています。

同工場には日本から微生物検査機器を導入、加工された製品はラボ施設に持ち込まれ、菌検査を経て検査基準を満たした製品のみ出荷する体制を整えています。
また設備面では、バクテリア増殖を抑制し不純物をろ過する浄水設備、殺菌洗浄水の塩素臭を最小化するサニスター水の電解水システム、高温多湿に対応する密閉度の高いクリーンルームを常に17℃に設定、品質保持に効果的な温度に保たれたチラー水の常時供給、同じく品質保持に重要である急速凍結機、コンタミネーションリスクを軽減するタッチセンサー自動ドアなど、様々な技術を導入しています。

ミャンマー自社工場の技術

  • サニスター水の電解水システム

    ミャンマー工場ではサニスター水と呼ばれる微酸性電解水を導入しています。よく食品工業では次亜鉛素酸ナトリウム溶液を利用する工場が多いですが、このサニスター水は、次亜鉛素酸ナトリウムに心配される食品へのダメージや、薬品臭を最小限に抑えることが出来ます。

  • クリーンルームは常時17℃設定

    高温多湿に対応する密閉度の高いクリーンルームを常に17℃に設定しています。作業は、手・エプロン・全器具の菌を殺菌してから開始し、その後1時間ごとに清掃・殺菌を行っています。

  • チラー水システム

    製品の品質を保つため、各加工部屋へ冷水が供給できるよう、冷水製造整備を導入しております。そうすることで、製品を一定の低い温度、高い品質を保ちながら加工を行う事が出来ます。

  • 急速冷凍機

    低温の冷気によって、製品を急速に凍らせます。

  • タッチセンサー自動ドア

    コンタミネーションリスクを最小限に防ぐため、各加工部屋にはセンサー式の自動ドアを設置。