トップメッセージ
トップメッセージ
「海の恵みを
絶やすことなく世界中の
人々に届け続ける。」ために
海の恵みは継続的なものでなければならない。そして世界に届け続けなければならないと当社は考えています。日本において水産業は衰退産業といわれています。しかし海外においては水産業は成長産業であります。私たちは水産業において成長を阻害しているのは二つの要因、すなわち「供給の不安定性」と「消費の減少」であると考えております。ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)などの持続可能性を担保した認証を取得した養殖を推し進めること、また水産物の消費拡大が期待されるアジア圏での販売を促進すること、これらによって衰退産業とされた日本の水産業の成長産業化を実現するという志を持って事業を行っております。
日本初の生食用サーモン
大規模養殖事業で
地域社会に貢献
デンマーク子会社での養殖事業で培った技術を活用し、2015年国内初の大規模生食用サーモン養殖を青森県にてスタートさせました。以来毎年生産数量を拡大する一方、サーモンの最大の魅力である身色を重視した品質改善を行い、国内外のお客様から高い評価を得ています。サーモン養殖事業の成長産業化により多くの雇用を生み、地域社会の活性化に貢献していきます。
日本人社員とローカルスタッフの
チーム力で日本品質を実現
創業以来50年に亘る国内での水産加工事業で培った安全安心の品質管理や生産ノウハウを、ベトナムのパートナー工場やミャンマーの自社工場に移植することに成功しました。日本人管理者と現地社員のチームワークの良さでお客様の高い要求に応えています。また、シンガポール、マレーシア、台湾で展開している海外卸売事業でも同様に高いサービスレベルを実現しています。サービスや製品の日本品質を再現し、日本から進出されるお客様の成功をサポートしていきます。
成長は持続可能な
ビジネスモデルで
私たちオカムラ食品グループは、お客様や地域社会、そして生産の基盤となる自然に対し感謝の念を忘れず謙虚に向き合いながら、継続的な繁栄に資することが価値であると考えています。水産業は国内では衰退産業、海外では成長産業と言われていますが、持続可能なビジネスモデルで水産業の成長産業化を達成するという大きな志をもって日々業務に励んでまいります。
2023年4月
株式会社オカムラ食品工業
代表取締役社長兼CEO
岡村 恒一